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ごあいさつ

富山から世界へ、Society5.0時代を担う皆さんに期待

 WRO(World Robot Olympiad) Japan 2024の決勝大会が、3000m級の山々が連なる立山連峰と水深1000mを超える富山湾を抱える、自然豊かなここ富山で開催されること大変嬉しく思います。また、富山は、日本海屈指のモノづくり県で、科学教育や独創的な思考と高度な技術をもつDX人材の育成のためのプログラミング教育にも力を入れています。
 Society5.0時代は、情報化、国際化がますます進み、変化が激しく複雑で予測困難な時代と言われています。そこでは、状況を的確に把握する問題発見・解決能力や自立的に学ぶ能力、互いの良さを活かして協調協働活動ができる能力が求められます。WROはそんな能力開発を目的に、世界の青少年が、日頃の学びの成果を競う全世界75カ国以上が参加する国際ロボットプログラミング大会です。
 全国の予選を勝ち抜き、ここ富山の決勝大会の場に立たれた皆さんにエールを送るとともに、富山から世界に羽ばたくグローバル人材としての活躍を期待しています。

WRO 2024 Japan決勝大会in富山 実行委員会会長
富山大学名誉教授

山 西 潤 一


全国の才能が富山に集結、新時代を切り拓くステージへ

 WRO 2024 Japan決勝大会が、富山市において開催されますことは誠に喜ばしく、心から歓迎申し上げます。
 本市では、かねてから推進している拠点集中型のコンパクトなまちづくりにデジタル技術を融合させることにより、市民生活の質の向上を図るスマートシティ政策を推進しているほか、産業面では、医薬品をはじめとして機械、電子部品等のものづくり産業が集積しております。
 今後、ますます、社会や産業におけるデジタル化が進展していく中、ロボットプログラミングの世界大会へとつながるこの大会が本市で開催されることは、プログラミング教育の推進や、科学技術に対する子どもたちの意欲向上につながり、本市における今後の産業発展にとって、誠に意義深いものであります。
 また、昨今、デジタル教育の重要性が高まっており、小中高生の皆さんが本大会を通じて創造性や問題解決能力、協調性を育まれることで、今後の本市を含む日本の産業の担い手として大いに活躍していただけるものと期待しております。
 本大会の開催にあたり、ご協力いただいている多くの関係者の皆様方に深く敬意を表しますとともに、選手の皆さんが世界大会への出場を目指し、その才能を遺憾なく発揮されますよう心からお祈り申し上げます。

富山市長

藤 井 裕 久

※ 2024年8月24日、大会開催時の内容です。

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